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介護と個人情報保護法Q&A

介護と個人情報保護法Q&A

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介護保険事業者のための個人情報保護法についての実務的な疑問を45問のQ&A形式にして解説した

事業所内のスタッフ向け研修教材として最適。

介護事業者および介護施設スタッフなどに必読の書。


はじめに


 

 2005年4月、「個人情報の保護に関する法律」、いわゆる個人情報保護法が施行されました。個人情報保護法は、わが国の個人情報保護に関する基本法として、個人情報の保護に関する国や地方自治体の責務を定めるとともに、民間事業者が個人情報を取り扱う際に遵守しなければならない義務等について定めています。


 個人情報保護法は介護分野にも適用されます。そのため、介護事業者が利用者やその家族の個人情報を取り扱う際には個人情報保護法の定めるルールに従わなければなりません。また個人情報保護法では、個人情報の取り扱い件数が6ヶ月間で5,000件以下の小規模事業者は適用対象外となっています。しかし、厚生労働省が発表した「医療従事者・介護従事者の個人情報と適切な取り扱いに関するガイドライン」では、個人情報保護法が適用されない小規模事業者であっても個人情報を取り扱う際には個人情報保護法に準じた取り扱いを行うことが求められています。


 このように現在、介護分野では、個人情報保護法に対応した個人情報保護体制の整備が急務となっています。しかし、個人情報保護法は民間事業者全般を対象とした法律であるため、その条文を読んだだけでは、介護分野において何が保護の対象となる個人情報に該当するのか、個人情報保護法に違反しないために介護事業者は具体的にどのようなことを行えばよいのかがよくわかりません。そこで本書では、介護事業者が個人情報保護法対策を講じるのに必要な個人情報保護法に関する知識をQ&A方式で解説してあります。具体的には、本書は二部構成になっており、前半の基礎知識編では個人情報保護法対策を講じるために介護事業者が最低限知っておかなければならない用語の意味や義務の内容のほか、介護事業者が個人情報保護法対策を講じる際の留意点等が述べられています。そして後半の実践編では、各義務内容について詳しく解説してあります。


 本書を読んでいただければわかると思いますが、お金や人手をかけることが個人情報保護法対策ではありません。また、一部の介護事業者の間では、日常の業務に支障を与えるような厳格な個人情報保護法対策が広まっているようですが、このような個人情報保護法対策は必ずしも個人情報保護法の趣旨に沿ったものとはいえません。


 本書によって個人情報保護法という法律に対する理解が深まり、介護事業者の個人情報保護法対策の充実・発展に繋がることになれば幸いです。



2006年6月吉日
岡村 世里奈



目次

1 基礎知識編
2 実践編
(1) 個人情報保護法対策の進め方
(2) 各義務規程に対する遵守方針の決定・準備
(3) 「個人情報取扱方針」や「内部規定」の作成
(4) その他