月刊心臓

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月刊心臓

2021年10号 Vol.53 No.10

拡張型心筋症の精密医療

Open HEART

より良い治療をチームで選択するための力
河野隆志(杏林大学医学部 循環器内科学)

HEART’s Selection

構造的心疾患治療の進歩
企画:原 英彦(東邦大学医療センター大橋病院 循環器内科)
1.経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI) 最新のエビデンスと今後の展望
林田健太郎(慶應義塾大学医学部 循環器内科)  
2.経皮的僧帽弁形成術 MitraClip
磯谷彰宏  白井伸一(小倉記念病院 循環器内科)
3.経皮的僧帽弁置換術(TMVR)~海外データから考えられる本邦での展望~
新倉寛輝(三郷中央総合病院 循環器センター 循環器内科)
4.経皮的三尖弁形成術―本邦で期待される新しい治療オプションに迫る―
桒田真吾(聖マリアンナ医科大学 循環器内科)
5.経皮的心房中隔欠損閉鎖術におけるデバイス治療の変遷と特徴
金澤英明(慶應義塾大学医学部 循環器内科)
6.経皮的卵円孔開存閉鎖術:適応と実際の手技
赤木禎治 (岡山大学 循環器内科)
7.最新の経皮的左心耳閉鎖術 WATCHMAN FLXとその展望
中島祥文 (岩手医科大学 内科学講座 循環器内科分野)

[連載]HEART’s Column

Translational Cardiology―基礎から臨床へ―
基礎と臨床をつなぐシングルセル研究
野村征太郎(東京大学医学部附属病院 循環器内科)

[連載]HEART@Abroad

循環器内科医・心臓外科医の海外留学の実際 第22回
佐藤真洋(ハーバード大学ブリガム・アンド・ウィメンズ病院 心臓血管部門)

[連載]HEART's Up To Date

循環器医が知っておくべき最新のエビデンス
近藤祐介(千葉大学大学院医学研究院 循環器内科学)

HEART’s Original

[臨床研究]
企業健康診断における心電図左室肥大の併存割合と臨床的意義についての検討
関塚宏光ほか(富士通クリニック 内科)
[症例]
入浴中に突然死した両室ペーシング機能付き植込み型除細動器植込み後の1例
山科順裕ほか(仙台市立病院 循環器内科)
[Editorial Comment]
山科論文に対するEditorial Comment
安部治彦  林 克英  河野律子(産業医科大学 不整脈先端治療学)
[症例]
高度大動脈弁閉鎖不全症、大動脈弁輪拡張症、上行大動脈瘤を合併した先端巨大症性心筋症に対して二度にわたる侵襲的加療で良好な経過をたどった1例
登坂憲吾ほか(岩手医科大学 内科学講座循環器内科)
[症例]
チアノーゼを伴う成人先天性心疾患に発症したパラガングリオーマの1例
森島重弘ほか(財団法人脳神経疾患研究所附属総合南東北病院 小児科)
[Editorial Comment]
森島論文に対するEditorial Comment
齋藤秀輝(聖隷浜松病院 循環器科)
[症例]
冠静脈洞型心房中隔欠損の1治療例
野 宏成ほか(石川県立中央病院 心臓血管外科)
[Editorial Comment]
野論文に対するEditorial Comment
細川 忍(徳島赤十字病院 循環器内科)
[症例]
リードレスペースメーカ植込み後にたこつぼ様壁運動異常を認めた2例
中須賀公亮ほか(名古屋市立大学大学院医学研究科 循環器内科学)
[Editorial Comment]
中須賀論文に対するEditorial Comment
加藤 賢(千葉大学大学院医学研究院 循環器内科学)
[Editorial Comment]
中須賀論文に対するEditorial Comment
高野 誠(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 循環器内科)
[症例]
急性心筋梗塞を伴った急性A型大動脈解離に対し内科的治療を行った肥満低換気症候群の1例
小野公誉ほか(神戸労災病院 心臓血管外科)
[Editorial Comment]
小野論文に対するEditorial Comment
髙橋寿由樹(東京都済生会中央病院 循環器内科)
[症例]
胸椎圧迫骨折を契機に体位変換性の呼吸困難感が増悪した1例
東堂沙紀ほか(神戸大学医学部附属病院 循環器内科)
[Editorial Comment]
東堂論文に対するEditorial Comment
阿部 遼  佐地真育(公益財団法人日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院 循環器内科)
[Editorial Comment]
東堂論文に対するEditorial Comment 根治可能な高齢者低酸素血症の原因:―Platypnea-Orthodeoxia Syndrome―
中村 猛(京都府立医科大学附属病院 循環器内科)

各学会よりお知らせ

日本心エコー図学会

巻末

●「心臓」は本誌掲載より1年後にJ-STAGE(http://www.jstage.jst.go.jp)に公開され、バックナンバーの一部を閲覧いただくことができます。