JMPマガジン43
臨床医のための抗生物質Q&A 改訂第3版
- ■監修 原 まさ子
- (東京女子医科大学教授)
- ■著 飯国 弥生
- (東京女子医科大学内科非常勤講師)
- ■A5判/119頁
- ■定価2,730円(本体価格2,600円+税)
- ■ISBN 978-4-902266-32-0
- 【電子書籍】
◎時代とともに変遷する感染症に対し、抗生物質をいかに上手に 使うかが抗生物質の最大効果と寿命を決める。
そこで本書では日常診療における抗生物質の知識や使い方に 関する疑問を43のQ&Aでまとめ、感染症専門医である著者が 解説した。
◎好評だった旧版に新しい感染症・抗生物質を加えた。
◎「抗生物質一覧表」を付録。
【対象】臨床医、医療スタッフ
臨床医のための 抗生物質Q&A 改訂第3版 ★目次
目次
- Q1 抗生物質の種類,作用機序などについて説明してください。
- Q2 抗生物質はなぜ一定期間しようすると効かなくなるのでしょうか。
- Q3 抗生物質の開発と感染症の変遷とは関連があるといわれていますが、これについて説明してください。
- Q4 MRSA感染症についてその感染症の意義と治療および予防対策はどうしたらよいでしょうか。
- Q5 ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)が増加していますが、今後どのようにして感染症に対応していけばよいでしょうか。
- Q6 バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の最近の動向、および治療には何を選択すればよいでしょうか。
- Q7 βラクタム薬とはなんですか。
- Q8 ペニシリンの分類と抗菌スペクトルについて説明してください。
- Q9 セフェムは第1世代から第4世代までありますが、その特徴と使い分けはどうしたらよいですか。
- Q10 セファマイシン、オキサセフェムセファロスポリンとどう違うのでしょうか。また、どんな感染症で選択するのでしょうか。
- Q11 カルバペネム、モノバクタムを選択するのはどんなときでしょうか。
- Q12 その他のβラクタム薬について説明してください。
- Q13 アミノグリコシドについて説明してください。
- Q14 ニューキノロン(フルオロキノロン)について説明してください。
- Q15 ニューマクロライドについて説明してください。
- Q16 バンコマイシンについて説明してください。
- Q17 その他の抗生物質の最近の動向について説明してください。
- Q18 抗結核薬について説明してください。
- Q19 抗真菌薬について説明してください。
- Q20 最近の抗ウイルス薬の開発は目覚しいですが、その点について説明してください。
- Q21 抗生物質選択の基本的な原則は何ですか。
- Q22 具体的に、抗生物質の選択はどのようにしたらよいでしょうか。
- Q23 Empiric therapy経験的治療法とは何ですか。
- Q24 併用療法について説明してください。
- Q25 実際の抗生物質の使用法について説明してください。
- Q26 PAE、およびPK/PDについて説明してください。
- Q27 抗生物質の副作用について説明してください。
- Q28 抗生物質と他剤との相互作用について説明してください。
- Q29 抗生物質の投与はいつ中止すればよいのでしょうか。
- Q30 抗生物質投与にかかわらず、発熱が続くときは何を考えますか。
- Q31 不明の発熱が続くときはどんな原因を考えますか。
- Q32 外来でどんな抗生物質を常備しておけばよいですか。
- Q33 かぜ、インフルエンザではどんな状況下で抗生物質を使いますか。
- Q34 呼吸器感染症の抗生物質の使い方について教えてください。
- Q35 感染性下痢症での抗生物質について説明してください。
- Q36 尿路感染症での抗生物質の使用法について説明してください。
- Q37 髄膜炎の治療について説明してください。
- Q38 敗血症での抗生物質の使い方について説明してください。
- Q39 皮膚・軟部組織感染症での抗生物質の選択について説明してください。
- Q40 高齢者での抗生物質投与で注意すべきことについて説明してください。
- Q41 妊産婦、新生児、未熟児での抗生物質の使用で注意することは何ですか。
- Q42 腎障害での抗生物質の使用時に注意すべきことは何ですか。
- Q43 抗生物質の予防的投与について説明してください。
- [付録] 抗生物質一覧