JMPマガジン161
医療・介護DX ~コロナデジタル敗戦からAIまで~
- ●著 武藤正樹 社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院グループ相談役
- ■A5判/216ページ
- ■定価2,420円(本体価格2,200円+税)
- ■ISBN 978-4-86577-058-2
- ●m3.com 電子書籍
【対象】DXやAIに興味のある方
内容
DXやAIはこれからの医療・介護に必須である。本書はDXやAIに関心がある方、これから学ぼうとする方へ基礎をわかりやすく解説した。
目次
第1章 コロナ禍とデジタル敗戦
第2章 医療DX推進本部
- 1 データヘルス集中改革プランとEHR
- 2 PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)
- 3 医療DX推進本部
- 4 電子カルテの標準化
- 5 地域医療情報ネットワーク
- 6 諸外国の医療情報システムの動向
- コラム 電子カルテがやってきた
第3章 規制改革会議と医療・介護DX
- 1 デジタル完結3点セット
- 2 サムディ(SaMD)とは?
- 3 介護DX
- 4 科学的介護とLIFE
- 5 支払基金改革とAI
- コラム アマゾン薬局がやってくる
第4章 リアルワールド・データ
- 1 リアルワールド・データ
- 2 NDBの研究活用事例
- 3 次世代医療基盤法とデータ利活用
- 4 NDBと死亡データの連結
- コラム ハッシュ関数
第5章 医療・介護とAI
- 1 医療AIの重点6分野
- 2 ゲノム医療、バイオバンクとAI
- 3 AIケアプランと介護ロボット
- コラム ケアマネジャーは在宅ケアのカナメ
【著者略歴】
- 武藤正樹(むとうまさき)
- 社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院グループ相談役
- 1949年神奈川県川崎市出身
- 1974年新潟大学医学部卒業、1978年新潟大学大学院医科研究科修了後、国立横浜病院にて外科医師として勤務。
- 同病院在籍中厚生省から1986年~1988年までニューヨーク州立大学家庭医療学科に留学。
- 1990年国立療養所村松病院副院長。1994年国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長。1995年国立長野病院副院長。2006年より国際医療福祉大学三田病院副院長・同大学大学院医療経営福祉専攻教授、2018年4月より同大学院医学研究科公衆衛生学分野教授。
- 2020年7月より現職。
- 政府委員としては、医療計画見直し等検討会座長(厚生労働省2010年~2011年)、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部「医療情報化に関するタスクフォース」レセプト情報等活用作業部会座長(内閣府2011年~2012年)、中医協入院医療等の調査評価分科会会長(厚生労働省2012年~2018年)、規制改革推進会議医療介護ワーキンググループ専門委員(内閣府2019年~2021年)。
- 著作としては、「2025年へのカウントダウン~地域医療構想と地域包括ケアはこうなる~」 (医学通信社2015年)、「2040年医療介護のデッドライン」(医学通信社2019年)、「新型コロナで医療が変わる」(日本医学出版2020年)、「医療介護の岩盤規制をぶつとばせ!」 (篠原出版新社2021年)、「コロナで変わるかかりつけ医制度」(ぱる出版2022年)など多数。
【メディアドクター研究会】 http://mediadoctor.jp/
メディアドクター研究会は、医療者、ジャーナリスト、政策立案者、患者・市民等の連携により、医療・保健情報の評価を通じて、患者・市民にとって有益な情報に関する共通認識を形成し、その質を向上させることを目的とする会です。2 ヶ月に1 回セミナーおよび定例会を開催しています