JMPマガジン163
がん免疫療法最前線 先進医療NAVIGATOR
- [編集]先進医療フォーラム
- [企画]鳥越俊彦(日本がん免疫学会理事長/札幌医科大学医学部病理学第一講座)
- ●A4変形・カラー/ 62頁
- ●定価4,400円(税込)
- ●ISBN 978-4-86577-060-5
- ●m3.com 電子書籍
【対象】医療従事者、研究者
内容
- 2014年にオプジーボ🄬が日本で世界初の承認薬となってから約10年が経ち、現在では10種類以上の免疫チェックポイント阻害剤が開発されています。
- がん免疫療法については多くの問題が山積していましたが、分子免疫学的解析が可能となり、基礎研究の加速度的な進歩が期待されます。
- 本書は基礎研究に基づいたがん免疫の仕組みや、最新のがん免疫治療法など、より深く理解していただけるよう解説しました。
目次
第1章 がん免疫の基礎
- 自然免疫(佐藤精一・高岡晃教)
- 樹状細胞 (上羽悟史)
- 腫瘍抗原と抗原提示(金関貴幸・鳥越俊彦)
- 抗腫瘍エフェクター細胞(石井絢菜・本橋新一郎)
- 制御性T細胞(小山正平・西川博嘉)
- 免疫逃避機構(北村秀光)
- がんゲノムと免疫(垣見和宏・天野瑶子)
- 腫瘍微小環境(渡部智文・冨樫庸介)
- 腸内細菌と免疫(吉村 清)
- 腫瘍細胞とエフェクターT細胞の代謝競合改善を介した腫瘍免疫の向上(西田充香子・鵜殿平一郎)
第2章 がん免疫療法
- 免疫チェックポイント阻害剤(岩井佳子)
- 抗体療法(ADCを含む)(飯田雄一・原田 守)
- ワクチン療法(中面哲也)
- T細胞療法(TIL,TCR-T) (安井 潔・池田裕明)
- 細胞療法・遺伝子治療(CAR-T)(中島貴裕・伊藤雄介・籠谷勇紀)
- iPS細胞技術を用いたT細胞製剤の開発-即納型のがん免疫細胞療法-(永野誠治・河本 宏)
- ウイルス療法(伊藤博崇・藤堂具紀)