JMPマガジン177
生成AI×医療介護経営~先進実例に学ぶ経営改善のヒント~
- [著] 長 英一郎(東日本税理士法人 代表社員)
- ○A5/ 158頁
- ○定価3,300円(税込) (3,000円+税)
- ○ISBN 978-4-86577-103-9 9784865771039
【対象】病院・診療所・介護施設経営者、病院事務職員、生成AIに興味のある方
【内容】
- 医療・介護現場で生成AI を導入し、経営を改善するための具体的なノウハウを解説します
- 「第1 章 バックオフィスから始める経営効率化」では生成AI を活用してバックオフィス業務の劇的な効率化を実現した事例をご紹介
- 「第2 章 ガイドラインに準拠した生成AI の安全な活用法」ではガイドラインに基づき、患者の個人情報やセキュリティーに最大限配慮しながら、現場で安全に生成AI を活用していくための具体的な方法を解説
- 「第3 章 先進事例に学ぶ!経営改善のヒント」では実際に生成AI の導入で成果を上げている3 法人と3 人の有識者へのインタビューを通して、現場でのリアルな活用事例を深掘りします。
- すぐに見られる動画解説QRコード付き。
【目次】
第1章 バックオフィスから始める経営効率化
- ・物価高で減益続出!医療・介護現場を救うバックオフィス革命
- 事例1 弁護士への委託費(月6万円の削減)
- 事例2 税理士への委託費(月5万円の削減)
- ・362万円のコスト削減を実現! DX 投資の驚異的効果
- ・DX 推進を阻む「3 つの壁」
- ・2年で全職員がAI を使いこなす!実践的ロードマップ
- ・決算書分析から専門家への質問まで~会計事務所での活用法~
- コラム① 一般事務2名を1.5名に削減できた事例
- コラム② AI とプログラミングで業務を自動化する
第2章 ガイドラインに準拠した生成AI の安全な活用法
- ・ChatGPT 利用はガイドライン違反?
- ・実践例1 褥瘡写真を匿名化してAI 診断する方法
- ・実践例2 スマホ1 台で完結!お薬手帳を瞬時にテキスト化
- コラム③ パソコンの端末を減らす某病院の挑戦
第3章 先進事例に学ぶ!経営改善のヒント
- 1 大誠会グループ 小此木直人・星野 陸・生方雄一
- 目の前にいる人と向き合う時間を増やす〜医療・介護現場での活用事例〜
- ・ Google AI Studio からGamma まで─無料ツールで始める業務効率化
- ・「 利用者様と向き合う時間を増やす」─介護現場が目指すAI 活用の本質
- ・ 報告会から議論の場へ─ 20 事業所の財務分析を毎月自動化
- コラム④ 生成AI 活用が2026 年度診療報酬改定で評価?
- 2 社会医療法人天神会 新古賀病院 久永 誠・中島由弥子
- キーマンが横展開を加速!現場発のAI 活用が院内全体に広がる仕組み
- ・ カスタマイズ機能により生成AI 活用の横展開
- コラム⑤ ChatGPT エージェントでWord、Excel を自動入力
- 3 医療法人慶友会 吉田病院 上島 亮・吉田竜啓・大坪正人
- 非エンジニアでもできる!〜カレンダー同期、褥瘡評価、電話要約〜
- ・院内カレンダーを個人で使うスマホに同期
- ・Excel の単純作業をVBA で自動化 ・DX・AI の導入はここ1 年ぐらい
- 4 株式会社サークル・オブ・フレンズ 代表取締役 上田浩二
- ChatGPTだけじゃない!〜ホームページ・SNS運用の内製化〜
- ・ ノリで仕事ができるGenspark
- 5 ラジオパーソナリティ・某製薬会社勤務 秋葉 豊
- 就活生が当たり前に使う時代!今始めなければ取り残される生成AI活用術
- ・ 58歳MRが感じた衝撃!就活で生成AIを使いこなす学生たちの脅威
- コラム⑥ 当初反対していた理事長が生成AI導入に踏み切ったワケ
- 6 長野市民病院 東京医科大学血液内科医師 住 昌彦
- 患者一人ひとりに丁寧な説明動画を〜医師を助ける生成AI〜
- ・ 生成AIが医療現場にもたらす可能性
- コラム⑦ 入院時の説明動画を誰でも簡単に作れる方法
- あとがき
著者略歴
- 長英一郎
- 医療経営に特化した東日本税理士法人の代表社員。
- 公認会計士、税理士のほか救命処置のACLS プロバイダーの資格を有する。
- W e b 2 . 0 の時代からSNS による情報配信を積極的に行っている。F a c e b o o k 、X、note、LINE 公式アカウントなどでテキストを、YouTube で動画を、Stand.fmで音声を配信している。さらに、その流れの中でChatGPT といったAI を使うことに。
- 仕事のモットーは「患者視点の医療経営亅であり、病院や介護施設の体験見学を重視している。日本国内だけでなく海外にも視察に出向き、そこで得た体験を講演やSNS などで伝えている。